ハワイ食べ歩き紀行 2006 前編

 

今年も夏がやってきました。夏といえばハワイ、これが我が家の合言葉!と、言う訳でまたまた行って参りました!今年はどんな事が待っていたのでしょうか?

 

7月29日(土)

調布の我が家を日本時間の午後3時過ぎに出る。娘はうずうず待ちきれなくて早く行こうと言うが、なにせ電車や飛行機の時間が決まっているので致し方ない。新宿駅に到着、JRに乗り換え成田エクスプレスに乗り込む。PM16:10発成田第一ターミナル行だ。

 

 

 

いつ見ても綺麗で洗練された車体、そして車内には現在地を示す電光掲示板などあって見所がある。

で、リニューアルされた成田空港第一ターミナルに到着。昨年は改装中であったため第二ターミナルから出発だった。新装されJAL系とANA系、その他外国の航空会社の乗り入れが分けられたせいか、人が少ないのに驚いた。

 

 

 

この時期ともなると人でごったがえすのだが、やはり乗り入れする航空会社が二つに区分されたことも大きいようで非常に人がまばら(まあ、ちと盆休みには早いせいもあるが)。

リニューアルに伴い、いろんなショップが出店しており散策して時間を潰すのも一興かも。フードコートなども充実しておりなかなかのもの。

さて、出国手続きだが、これまた人が少ないので待ち時間なしにスムーズに入れて拍子抜け。手続き後の空港内もいろんなショップが建ち並び飽きさせない。

 

 

(人がほとんどいない・・・・・)

 

そうこうしているうちに、21:30発のホノルル行きの便に搭乗だ! 今回は娘が窓際の席を所望したため、二席しかない窓側(機種により窓際三席もあるが、この時間のこの便のANA機は窓際二席、中央三席の配置になっている)にかみさんと娘が座ることとなり私1人が機内真ん中の三人掛けの通路側で、しかも一列下がった席となった・・・・。

 

 

 

で、本来肉料理・魚料理・子供用の三種類の機内食ご披露のはずが今回は私の選んだ魚(白身魚の煮付け)と朝食のみのご紹介。白身魚ははっきりいって「はずれ」だった・・・。だいたい同じメニューなのだが、材料その他の要因で味にばらつきがあるのだろうか、ケータリングなのに?

食事以外の時間は仮眠したり、ゲームしたりで過した。約7時間半のフライトでホノルル空港に無事着陸。現地時間では日付を遡って29日の朝10:00前。

 

 

(ホノルルだ、ホノルルだ、わ〜い!

 

ここでもほとんど待ち時間なく入国手続きを終えることができ、タクシーでまっすぐに昨年も泊ったワイキキ・マリオットビーチへ向かう。20分程度で到着、荷物をとりあえず預けようとチェックインの手続きを済ませたところ、部屋の用意はできてるので、AM11:00なのに入室できることに! 嬉しい!

 

 

荷物を運び入れ一休みしたが、娘がビーチに行こう行こうとうるさい。ほんのつかの間疲れを癒してすぐさまホテルの目の前のクヒオビーチへ繰り出す。相変わらず透明度の高い綺麗な水と白い砂に感動!実はこの年の春先にオアフ島を例年にない集中豪雨が襲い、ホノルル市内中央を流れるアラワイ運河に大量の下水(汚水)が流れ込んだとのこと。これがアラモアナビーチあたりから海に漏れ汚染された結果、人喰いバクテリアに感染してサーファーが命を落したりして大変なことになっていたらしい。春先に旅行された方々は海には入れずせっかくの旅が台無しだったとか。クヒオビーチはアラモアナから遠く、また海には自然の浄化作用もあり現在は遊泳禁止も数ヶ月前に解けており、なんら異常はないが・・・・。恐いこともあるもの、今年は世界的に異常気象が起こっている!

それはさておき、初日にしてたっぷりビーチで遊んで腹ごしらえの時間となった。疲れもあって、結局ホテル内にあるアランティーノ・ディ・マーレに♪。昨年も何度か行った店で、とにかく手頃で旨いイタリアン!

 

 

昨年食べて美味しかった温製カジキマグロのカルパッチョ風サラダ、ピザ・マルゲリータ、アサリの白ワイン蒸などの我が家のお気に入りメニューの他に今回はトマトのブルスケッタ($7.50カモ肉のスモークオレンジソース添え($9.50を注文。ブルスケッタはピザの生地にトマトの酸味がよくマッチした爽やかで清涼感溢れる味わい! カモのスモークは意外や意外、オレンジソースの甘味と柑橘系独特のすっぱさがこれまたベストマッチ。はっきり言ってオレンジソースなどと馬鹿にしていたが「合うじゃん!」と素直に認める。かみさんも絶賛の一品となった。イタリアのビールも殊更旨く、初日は大満足の終焉となった! 明日も楽しみだ。

 

730日(日)

さて二日目。今回は昨年帰国してすぐさまこのホテルの予約を入れたおかげで(かみさんはこういうところが実にすごいと感心する)ホテル内にあるクヒオビーチグリルというレストランの朝食バイキングがセットになっているので利用することに。

ハム、サラミなどの肉系からサーモンなどの魚、スクランブルエッグやパン類、甘味、フレッシュジュースとなんでも揃っている。味噌汁もあり、具材も自分で選べるし、なにより旨い。これは拾い物かも。娘も自分で好きなものを取れるし気に入ったようだ。サーモンのマリネがしょっぱいけど旨い。朝の欠かせぬメニューとなった!

 

(店内の様子)

(わかめ、ねぎ、豆腐など味噌汁の具を選べる)

(パンやフルーツも満載)

 

腹ごしらえもすんだところで、またまたビーチへ直行。身体を焼いていたら娘が防波堤に行きたいと言ってきた。クヒオビーチは三方を防波堤で囲んだ人工ビーチ、子供も安心して遊べるようになっている。とは言うものの防波堤付近は打ち寄せる波が飛沫をあげ、場所によっては小柄な私の背丈くらいの深さのところもある。当然娘では背が届かないし、まだそれ程泳ぎも上手ではない。そこで娘を片手で抱いて、浅いところを確かめながら海の中を歩いて防波堤に。防波堤はコンクリートで、ビーチの砂との境目に足を引っ掛けひょいと防波堤から上半身を乗り出そうとしたとき・・・・、遠目では大した波に見えないのだがけっこうきつい波が防波堤を乗り越え襲ってきた。とっさに娘を抱いて倒されまいと左手を防波堤にかけ踏んばったところで右足に「ミシッ」という不気味な感覚が。当然波で音などするわけないのだが、脳内には確かに響いた。激痛で動けないところに再三に渡って波が襲い掛かる。頭からずぶ濡れで娘は恐がり帰ろう帰ろうと今にも泣き出さんばかりだが、どうも娘を抱えて海の中を歩くのは痛みのひどさから無理だと判断。防波堤を歩いた方がいいと思って、波の合間を縫ってこわがる娘を防波堤に乗せ、とにかくよじ登る。波が来たときにはかがんでやり過ごし、なんとか進んだがここで大きな波が来て、海に落っこちてしまった。とっさに右手で娘を抱きとめ左手で防波堤を掴んで投げ出されるのは防いだが、どうにもこうにもならない。波は容赦なく襲い掛かりにっちもさっちもいかない。仕方ないので娘を背負う形で泳いで帰ることにした。浅瀬についてホット安堵したところ娘が「パパ血がたれてる」と言う。投げ出された際左肘をけっこうざっくり切ってしまったようだ。肘は骨の周りにほとんど肉のない部位であり、ここを切ると骨に達しやすく実は要注意のところ、感染症の恐れがあるからだ。で、右足をひきずりながらホテルの部屋に戻り傷と足の様子を確認する。左肘はかなり切っている。縫うほどではないが傷口が広く開いてしまっている。マキロンで消毒、オロナイン軟膏をガーゼに塗り傷口に当てる。結局この傷は85日に日本に帰るまで開いた状態で膿が止まらないくらいひどかった・・・。そして足、右足の小指だが・・・。これまたひどい。紫色に腫れあがり、指の裏ッ側にもドス黒い血が溜まっている。指は痛いながら動かせるので完全な骨折はしていないが、亀裂もしくは剥離骨折くらいはしているかも知れないほどの腫れだった。

 

(防波堤と足の腫れ・・・、お見苦しいものをお見せしてすみません)

 

この腫れも引くのに数日かかり日本に帰った後もまだ痛みが残っている・・・。

そんなことで、二日目にして暗雲漂う展開になってしまった。この日は夕方までビーチにいたが、ほとんど歩かないでいた。

夕飯も外に行く気にはならず、かみさんにヤミーコリアンBBQのテイクアウトを買ってきてもらってホテルの部屋ですませた。カルビプレートとピリカラチキンプレート。チキンはピリカラではなくかなり辛い。食べながら今日の迂闊な判断を後悔する。実に辛い出来事だったが、娘に怪我させなくて良かった。不幸中の幸いであり父親の面子もたったかな?

 

(カルビとピリカラチキン、両方で約$17.00

 

731日(月)

 

昨夜氷で冷やしたのだが指の調子は良くない。痛みもひどい、だがせっかくの家族旅行だ、なんとか頑張らねば。

とりあえずクヒオビーチグリルで朝食。かみさんがここのオムレツは美味しいので有名だというのを思い出し、試しに食べてみる。オニオン、トマト、ピーマンなど6種類の野菜をお好みで選べる。もちろん全部入れてもOK。ハム、ベーコン、ソーセージも同様。さらにチーズを挟む。かみさんがオールベジタブルを選択、目の前で焼いてくれた熱々を分けてもらった。旨い、確かに旨い。実のところ、オムレツって玉子焼きの出来損ないみたいだし、日本のホテルの朝食バイキングの造り置きのまずいやつしか食ったことがなかったんであまり好きじゃなかったのだが、これを食べて相当見直した!

 

(このように具材を選べます)

 

朝食の後は、昨日あんなことがあったにもかかわらず、娘の要望でビーチへと向かう。足が痛く引きずりながらスローペースでしか歩けないが娘のためだ、お父さん頑張らねば! 泳ぐどころではないので日光浴を決め込んでいたが、そこに信じがたい光景が飛び込んできた。あまり泳ぎが巧くないと思っていた娘が綺麗なフォームのクロールですいすいと泳いでいるではないか! どうみたって25m楽に泳いでる・・・・。じゃあ、無理に昨日かばわなくても大丈夫だったんじゃないのか?いったい自分のこの怪我はなんのために・・・・・。お父さんのプライドずたずた(笑)。ま、とにかく娘に怪我はなかったし泳ぎが巧くなってるのなら良しとしておこう(と、無理やり思い込むの図・・・)。

午後になって曇りがちになってきた。このあたりでスコールくるかもしれないのと、さすがに疲れが溜まってきたので3時ころに部屋に引き上げた。直後にスコールがやってきた、タイミング良かった!

スコールもあがったところで外食に。朝食をしっかり食べているせいか昼はあまり腹が減らないが、さすがに夕方ともなるとグーグー鳴る。洋食・肉系が続いていたのでさっぱりとした和食が食べたくなり、痛い足を引きずりながらキングスビレッジにある「踊子」という老舗の日本料理店に向かう。ここは初めて入るところだ。

 

(キングスビレッジ、踊子の玄関)

(店内。寿司のカウンターと入れ込みとがある)

 

かみさんは和定食$28.50を注文。ご飯に味噌汁、銀ダラの味噌漬け、お造り、天ぷら、香の物とかなり量がある。娘は握り寿司が食べたいとマグロアナゴを注文。その他焼き鳥厚揚げ焼き焼きハマグリアヒポキにビールなどを次々に注文。

 

(アヒポキとお造り)

 

ハワイではマグロを良く食べる。ごま油と醤油で漬け込んだアヒ(マグロ)のポキはポピュラーな料理で家庭でも作られる。従い家庭によって味が違い、当然料理店でも味付けが異なる。ここのはちょいと野菜類が多すぎてマグロがボケてしまってるような気がする。

 

(焼きハマグリ、焼き鳥)

 

銀ダラの味噌漬けなどは非常に美味しく、普通に日本でも通用するレベル。娘は焼きハマグリがお気にいったようで、四つも食べていた。店の雰囲気もアットホームな感じで、年配の日本人スタッフも多く日本語で会話できるのもいい。値段は三人で税金・チップ込みで約$115.00と観光地値段だが、まあ仕方ない。

 

81日(火)

腫れは少し引いてきたが痛みは変わらない・・・。

やけくそで朝から大喰らいをする! すっかりオムレツに嵌っている。今日はオニオンとトマト、ピーマンにハムとソーセージにしてみた。トロ〜リ溶け出すチーズが決め手で旨いのなんの。これほどオムレツが美味しいとは思いもよらなかった。すっかり大好きになってしまった!

 

(ボリューム満点でしょ?)

 

さて朝食の後だが、この日は趣向を変え、ワイキキ水族館へと向かう。昨年、一昨年も行ったが、何度行っても水族館は飽きない。すごく癒されます、お魚さんたちには。

 

(痛い足を引きずりながらテクテクと20分)

 

(クラゲです。ライトアップするとこんなに不思議な光景になります)

 

(な、なんだこりゃ?)

(正解はシャークくんの顎でした。こわいよ〜!)

(砂の中にじっと潜んでいるのは・・・、エイでした)

 

水族館から帰ってきて一休みした後、いつものようにビーチへ。実に天候も良く目一杯遊ぶ。少しずつ足の痛みも薄らいできたようで、水に入る。ひんやりした水が打撲した小指に優しい(痛いことは痛いが)。

そして夕方の腹ごしらえ。近場で済まそうと、ホテルの1階にある「Runという回転寿司からラーメンからプレートランチなんでもござれの店へ。

 

(なんか不思議な入り口・・・・・)

(マグロ、タイ、サーモン)

(天ぷらロール、サーモンクリームチーズロール、ロブスター)

 

価格は一皿1.50、$2.50、$3.25、$3.95に分かれている。サーモンはかなり旨い。ロミロミサーモンのように日常的にサーモンを食べる習慣があるせいか、マグロ同様いいものを使っている。かえって日本の寿司のサーモンの方が脂がきつすぎてクセがあるが(これは日本人がより脂を好むようになり、脂の多いサーモンを選んでいるため)、ハワイのサーモンは程よい脂に加えてクセや匂いがない。娘はタイが旨いと言っていたが、これはタイ科のタイではなくフエダイ科に属するハナダイ(オナガダイ)という南方系の魚で日本では九州以南でよく獲れる高級魚。タイに負けない旨みを持っている。かみさんは天ぷらロールがいたくお気に入りでおかわりしていた。あとのは・・・、まあこんなもんでしょ(笑)。三人で1517皿くらい食べたかな? これにビール2杯とジュースで、税金・チップ込みで約$90.00。全体のレベルは日本の中級回転寿司。値段は高級回転寿司との中間くらいってところ。

 

 

後編を見る

 

もどる