アブラボウズ

 

 

 

種類:カサゴ目ギンダラ科

体長:1,21,5

分布:北日本の太平洋側

 

 

 

(火魚:新宿、6月)

 ギンダラ科に属する魚だが、ギンダラが冷凍の切り身で焼き物・煮付け用に出回るのに対してこちらはほとんど食用にはされない。脂肪分が40%もあり、脂好きの人間にはうってつけと思いきや、ワックス成分が多いので食べ過ぎると下痢などの食中毒を起こすからだ。

 握りは確かに脂は乗っているところにきてカサゴ目らしい弾力感のある食感、不味くはないが格段に旨いと言うわけでもなく、続けて食べようというほどではない。ところが、これほどの脂のある魚、味噌漬けにしたらいけるのなんの。脂が味噌に吸収され、また焼くことでさらに落ちる。それでも旬でもない時期なのに画像のようにギラギラと充分な脂が光る!

どのくらい食べたら腹を壊すのだろうかなどとスリルを味わうのも一興(笑)。ま、普通に食べる分には大丈夫でしょ。でなきゃ飲食店で扱わないですね!

ところで、これも酒の肴というよりはご飯のおかずですね。余程脂好きの方でもない限り、これで日本酒はちょいとヘビーです。

ちなみに、小田原周辺含め「オシツケ」という呼び名で出回ることが多いので見かけたらぜひお試しあれ。 

 

注:実はワックス成分の多い魚は「アブラボウ」という別種でした。市場でも誤解され入荷禁止のところもあるとのこと。

 

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